借用書の書き方

借用書は、貸主が借主にお金を貸したことを証明するものです。
貸主が貸主に対して、いくらお金を貸したのかを証明できます。

 

また、貸主が借主に対して毎月いくら返済をするのかを決定しますので、その内容を盛り込み、借用書を作成し貸主が保管します。

 

借用書がなかったらどうなる?

借用書がなくても貸主は借主に対してお金を貸すことができます。
口頭で約束をして、毎月いくら返済をするのか、いつまでに返済をするのかということを決めておけばかまいません。
この契約を不要式契約と呼びます。

 

不要式契約は、契約書や借用書を交わさずに行う契約ですが、世の中の多くは不要式契約で成り立っています。

 

ちなみに、結婚や離婚を証明する契約方法は要式契約と呼びます。

 

不要式契約は、口頭で約束をしても契約は成立をしますので、借主はお金を借りたのなら返済をしなくてはいけません。

 

借用書がない借金の契約は、貸主と借主が個人間で少額の借金を契約する際に多く行われています。

 

借用書の種類

一般的に知られている借用書の種類は大きく分けて2つの種類の借用書があります。
1つ目は、借用書の内容に間違いがないことを認め借主がサインをして、貸主が保管をする借用書。

 

2つ目は、金銭消費貸借契約書と呼ばれているもので、消費者金融や銀行のカードローンの契約で使われている契約書。

 

金銭消費貸借契約書は、契約書の中身が間違いないというのなら、借主と貸主がサインをしてお互いに補完をする契約書になります。

 

最近の多くの契約では、金銭消費貸借契約書で行われていることが多いです。

 

作成手順

借用書に盛り込む内容は、貸主の名前・借りる金額(借りる予定の金額)・いつまでに全額返済するのか・毎月いくら返済するのか・もしも返済が遅れたらどうするのかということです。

 

最後に、借主が借りる日の日付と住所と名前をサインして借用書が完成します。

 

借用書の作り方に必ずこうしないと駄目という決まりはありません。

 

最低限、盛り込む必要がある内容は上に書いた内容になります。

 

借用書は手書きで作ってもかまいませんし、パソコンのワードを使って作ってもかまいません。

 

また、パソコンを使うのなら、借用書のテンプレートがあるサイトからダウンロードをすると、簡単に作成できます。

 

作成する際の注意点

借用書を作成する際の注意点は、改ざんを防ぐことになります。

 

数字で金額を記入すると、後から改ざんして借金の金額を増やすことも可能です。
改ざんできないようにするためには、漢数字を使って借用書を作ると効果があります。

 

個人間の利息・利率・返済について

個人間の借金でも、利息制限法が適用されます。

 

利息制限法が適用されますので、10万円未満の借金には年利20%、10万円~100万円未満の借金には年利18%、100万円以上の借金には年利15%という形で上限金利が適用されます。

 

返済期間や返済金額については、貸主と借主の話し合いで自由に決めることができます。

 

収入印紙って必要?

借用書には収入印紙を貼る必要があります。

 

収入印紙は借金の金額によって変わってきます。

 

1万円未満の借金なら収入印紙は貼らなくてかまいません。

 

10万円以下の借金なら収入印紙代は200円、10万1円~50万円の借金なら収入印紙代は400円というように、借金の金額が上がるにつれて印紙代もあがることになります。

 

収入印紙を貼らなかった場合でも借用書の効果は無くなりませんが、収入印紙を貼っていないという指摘を受けると、3倍の金額の罰金を税務署に支払わないといけなくなりますので、信用と罰金について考えるのなら収入印紙は貼っておきましょう。

 

借用書無しで貸した場合

貸主が借用書無しでお金を貸しても契約は成立しているため、借主は貸主に対して返済をする義務はあります。

 

しかし、証明できるものがないからといって、借金の返済をしないなどといったトラブルになることがあります。

 

そこで、債務承認弁済契約書と呼ばれる契約書を作成するとトラブルを防ぐことができます。

 

債務承認弁済契約書は、お金を貸した後からでも借用書と同じように作成できます。